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労働組合とは

 使用者と労働者は対等であるというのが、法律の定めです。

 しかし、それが建前に過ぎないのは、経済的な力に差があるからです。生産手段を持つ使用者と、労働力しか持たない労働者ではいくら法律で対等と定めても、現実には対等ではありません。そこで、両者の力を本当に対等にするため、1人では弱い労働者が団結し、集団で交渉することによって、対等な関係を築くのが労働組合です。労働組合を結成し、交渉することは、憲法で保障された基本的人権の1つなのです。

 会社は、経営者や株主だけのものではありません。わたしたち働く者がいなければ、会社は成り立たないのです。働く者を、利益を上げるための部品のように扱うことは、決して許されることではありません。

 建設的な意見を出して会社の経営のあり方を変えていくためにも労働組合は必要なのです。

労働組合の役割

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